雪ヶ谷八幡神社
雪ヶ谷八幡神社の御祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)[第十五代 応神天皇]
雪ヶ谷八幡神社の御由緒
創建は永禄年中(西暦1557~1569)と誌され、北条左京太夫氏康の臣大田新六郎管内巡視の際、当所において法華経曼荼羅の古碑を発掘し、その奇瑞により八幡大菩薩を創祀すと伝う。
爾来、元亀・天正戦乱の世を経て慶長・元和の頃、円長寺・長慶寺の創建により別当として二寺臨年に奉仕するところとなる。旧中原街道沿道随一の由緒深き神社として人々の崇敬のもとに、雪ヶ谷の里の鎮護の神として茲に四百有余年のご神徳をもって現在の盛儀をみるに至る。
境内は、氏子崇敬者の御霊を祀る斎霊殿、末社八社をはじめ、大田区文化財指定庚申供養塔群、不世出の大横綱大鵬関奉納の出世石を有する鎮守の杜に囲まれ、四季折々参拝者の憩いの場として親しまれている。